【MBA壮行会】MBA合格者のみが招待される、企業の説明会。
なんとなく存在は知っていても、実際はどんなものなのか、わからない人も多いのでは?
今回は2023年9月にスペインバルセロナのビジネススクールに入学する筆者が参加したMBA壮行会の概要、参加登録、意義についてご紹介。
もっと早く知っておきたかった・・・という点もシェアします!
MBA壮行会とは?
その年の9月(一部の学校は翌年1月入学)から入学する生徒を対象に、各社が開催する説明会。
多くの場合、壮行会の前半は各社のMBAホールダーが登壇し、業務内容やキャリアパスの紹介を行う。
そして後半になるとMBA生向けのインターンシップの情報が開示される。まだ募集が決まっていないところは、いつ頃情報が出るかを案内してくれる。
そして最後に立食。対面での開催であればこの流れが多い。
コロナ禍の名残もあり、一部企業はオンラインのみでの開催もあった。この場合は、前半の流れは同様、後半は全体あるいは小グループに分かれてブレイクアウトルームに移動して質疑応答の流れ。
参加登録方法
各社のMBA壮行会の情報を得るには、私が知る限り二つの方法がある。
1).Facebook Groupに参加
2023年3月に合格、4月に海外MBA .comさんが主催している【2023intake 海外MBA】というFacebook Groupの存在をtwitterで知り、フォロワーさんから紹介してもらい参加(グループメンバーからの招待が必要)。
そこでMBA壮行会のお知らせが流れていることを知り、壮行会は早くて4月末ごろから6月中に開催されると知る。というか、もはや壮行会が一件終わっていた。
このFacebook内での壮行会情報の投稿者は、グループのメンバー(=自身も今年入学する方)のことが多く、つまり自分の所属の会社や知り合い/先輩の紹介で得たMBA壮行会の情報を流している。
2).AXIOM(転職エージェント)に登録
2023年4月頃にESADEの先輩方がオンライン説明会を開催してくださり、MBA生向けののキャリアエージェントとして、AXIOMがあると知る。
このようにMBA壮行会の情報がまとまって載っている。
ここから直接応募できるが、実際に開かれているMBA壮行会はこの12件だけでなく、海外MBA.comで流れているもの+αでおそらくもっとある。
(推定系なのは、私自身時々Twitterで把握してない壮行会の参加報告情報が流れていたため。他のMBA壮行会の探し方があるのかも?)
MBA受験の時も思ったけど、本当に情報戦。MBA受験する方でSNSをやっていない人はいないと思いますが、Facebook・twitter(X)・Linedinは三種の神器。
躊躇わず開設しましょう!情報強者が勝つ世界。
いざ出席
私は対面で4社、オンラインでは3社ほど参加しました。
対面での開催は基本的に平日の夜なので、仕事が終わり次第来るという人も多く。遅れてくる人もちらほら。男性はスーツ、女性はビジネスカジュアル(ジャケット)の方が多かった。
私は医師で一般的な就活の経験がありませんが、きっと就活の時はこんな感じなのだろうと体験できた気がします。
PEやVCなどはそもそもの知識がなく、壮行会での前半の業務内容紹介もあまり理解できず、自分の知らない世界の広がりにびっくり。
参加の意義
そして、MBA壮行会自体がインターンの選考を兼ねている会社もごく一部にはあったようで、私はそれを後から知りました・・・。
オンラインでもスーツで髪をバッチリ決めて質問している方は、強い志望動機があり、あの質問と前のめりな姿勢で印象付けをされていたんだな、と今になって分かりました。
希望する業界があれば、その業界の人をLinkedinで見つけて、壮行会前にはコーヒーチャットを申し込むことをおすすめします。
MBA生としてのインターンの募集は渡航前から始まる企業も一部あるので、情報のアンテナを高くしておきましょう。
カジュアル面談
対面で参加したMBA壮行会の後、あるヘルスケア企業からカジュアル面談のお誘いが。
渡航前のタイミングで本社に出向いて面談していただきました。
カジュアル面談なので特に合否もない面談のようで、MBA生向けのインターンの応募要項が出たらお知らせしてもらえるとのことでした。
逆質問で臨床医で自分が応募できるポジションについても聞くことができ、自分が企業就職をした場合のイメージを掴むことができました!
まとめ
MBA合格者が参加できるMBA壮行会についてまとめました。
- 渡航する年の4月末から6月下旬までに開催される
- Facebook GroupかAXIOMから申し込み
- 一部の壮行会は実質的に選考会を兼ねている
情報戦なのでSNSを駆使して漏れなく、希望業界の壮行会には参加しましょう!
未来の受験生の方々のお役に立てましたら幸いです。
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